いま作っている需要カタログが、何ができて何ができないかを一枚にしました。 参考にした Metoree・umamill さま・ZenMarket・Alibaba.com の4サイトと機能を並べています(2番)。 そして一番大事な「どうやって中身を更新するか」を4番に書きました。 結論から申し上げると、濱風さまが触るのは Google スプレッドシートだけです。 プログラムの知識は要りません。
| 仕組み | 何をしているか |
|---|---|
| 需要の記録 | 検索された言葉を全部記録します。0件だったものも必ず記録します(「探されたのに無かったもの」が一番大事なデータのため) |
| 行動の記録 | ページの閲覧に加え、商品ごとの表示秒数・スクロールの深さ。離脱時に1回だけまとめて送るので、通信の負担がありません |
| 価格の出し分け | メールアドレスを入力した方にだけ価格を表示します。入力前のページには価格の数字そのものが含まれていません(7商品すべてで確認済み) |
| 引合の受け口 | 見積・サンプル・「探しているものが無い」の3種類 |
| 連続アクセスの制限 | いたずらや機械的な大量アクセスを止めます |
| 自動の見張り2本 | ①外部の画像を読み込んでいないか ②価格が漏れていないか — ビルドのたびに機械が検査し、引っかかると公開できません |
| 自動テスト | 単体16件・通し49件。直したつもりが別の場所を壊したを検出します |
◎=あり/○=相当するものあり/△=一部/—=なし。「なぜそう決めたか」は別資料「なぜこの作りにするのか」に理由つきで書いています。ここでは機能の対応だけ並べます。
| 機能 | Metoree | umamill さま | Zen Market | Alibaba .com | 濱風さま (いま) | ひとこと |
|---|---|---|---|---|---|---|
| カテゴリの解説記事 | ◎ | — | — | △ | △ | ここが主戦場。枠は6つ作りましたが本文があるのは1つだけ(7番) |
| メーカー一覧 | ◎ | ○ | — | ◎ | ◎ | 権利処理なしで作れる面 |
| 商品ページ | △ | ◎ | △ | ◎ | ◎ | umamill さまの仕様表を採用予定(列の追加をご相談中) |
| 現在地の表示(パンくず) | ◎ | △ | — | ○ | △ | 3社とも弱い。ここは差がつきます(実装予定) |
| サイト内検索 | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | ヘッダー常設・絞り込みつき |
| 0件だった検索の記録 | ? | ? | ✗ | ? | ◎ | ZenMarket は0件を無関係な商品で埋めます。濱風さまは埋めません(意図的) |
| 複数まとめて見積 | ◎ | — | — | ◎ | ◎ | Alibaba の RFQ に相当 |
| サンプル依頼 | — | ◎ | — | ◎ | ◎ | — |
| 会員向けの価格表示 | — | ◎ | — | ◎ | ◎ | umamill さまはログイン必須。濱風さまはメール入力だけ(軽い) |
| ログイン | △ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | メールに届くリンクで入る形(パスワード不要) |
| 行動データの取得 | ◎ | ? | ? | ◎ | ◎ | 秒数・スクロールまで |
| そのまま購入(決済) | — | — | ◎ | ◎ | — | v2 で検討。いま作らない理由は5番 |
| 代金を預かる(エスクロー) | — | — | ◎ | ◎ | — | 濱風さまは売主なので不要(5番) |
| 閲覧人数・レビュー表示 | ◎ | — | — | ◎ | — | あえて出しません。母数が少ないうちは需要の弱さを自分で見せることになるため |
| 多言語(検索に出る形) | △ | ✗ | ◎ | ◎ | — | v1 は英語のみ。増やすときは ZenMarket 型(言語ごとに別URL) |
データの種類ごとに「本物はどこか」を決めてあります。理由は更新する人と、その人が使える道具が違うからです。 営業の方に Git(プログラムの管理ツール)を使っていただくのは現実的でなく、逆に9,000字の記事をスプレッドシートの1マスで書き続けるのも無理があります。
| データ | 本物の置き場所 | 更新する人 | 使う道具 |
|---|---|---|---|
| 商品 | Google スプレッドシートの Products シート |
濱風さまの営業 | スプレッドシートだけ |
| メーカー | Google スプレッドシートの Makers シート |
濱風さまの営業 | スプレッドシートだけ |
| カテゴリと解説記事 | プログラム側のファイル | 記事を書く人(当面は澤田+AI) | —(濱風さまの作業はありません) |
スプレッドシートから行を消すと、公開サイトからも消えます。ただし手入力や提携先からいただいた行には触れません(出どころを記録して区別しています)。 間違えて大量に消えたときは、公開そのものが止まるようにしてあります(気づかないまま空のサイトが公開される事故を防ぐため)。
8月14日にご要望をいただいた「Alibaba.com のような、そのまま購入できる形」は、否定していません。 むしろAlibaba の主要機能のうち、決済以外の骨格はもうできています(2番の表のとおり)。追加は決済1点だけです。
それでも v1 では作らない理由は、順序です。 決済を作ると規約・返品対応・与信・通貨・税・配送条件が同時に来ます。4名の体制で最初から抱えるのは重すぎます。 また何が売れるか分かる前に決済を作るのは順序が逆で、売れると分かったものだけを購入可能にする方が当たります。
後から足すと全ページ作り直しになる箇所が3つあるので、そこだけ先に押さえます。とくに重要なのが価格の持ち方です。
価格を単なる数字1つで持つと、後から「この5,000円は何の値段だったのか」(工場出し/FOB/CIF、どの通貨、いつまで有効、何個以上)を分解できません。
最初から条件つきで持ちます。
なおAlibaba とは1点だけ形が違います。Alibaba は場を貸す会社で売主はメーカーですが、濱風さまは売主になります(商社の本業どおり)。 そのぶん他人のお金を預からずに済み、揉めたときの調停役にもならずに済みます。代わりに返品・不具合の責任は濱風さまが負う形になります。
公開する画面は英語です(読者が海外バイヤーのため)。ただし濱風さまが中身を判断できないと仕様が決まらないので、 社内確認用の日本語版を別に用意しています。
ご覧になりたいときは澤田までお声がけください。画面をお見せします(現時点ではまだ公開していないため、その場でお出しする形になります)。
| 項目 | いまの状態 |
|---|---|
| カテゴリの枠 | 6つ(化粧品/スキンケア/抹茶・緑茶/茶・飲料/醤油・味噌/調味料) |
| 解説記事の本文 | 🔴 化粧品の1本だけ(約9,300字)。残り5つは枠だけで、本文はまだありません |
| 商品・メーカー | スプレッドシートの内容次第。いまは動作確認用のデータで動かしています |
| 公開 | していません(会社名義の Cloudflare アカウント待ち+公開前の安全確認が残っています) |
解説記事が主戦場なので、ここが1本しかないことが現状の一番の弱点です。 Metoree は9,634カテゴリぶんの解説を積み上げて検索順位を取っています。 濱風さまは全部を追う必要はなく、1〜2カテゴリを深くやる方針ですが、その1〜2本を仕上げることが最優先です。
澤田 / 2026年8月15日。機能はすべて実物を動かして確認したものです。 「まだできないこと」「中身が足りていないところ」も隠さず書いています。ご不明な点があればお気軽にお尋ねください。