ここまでに出てきた論点を、1枚にまとめました。 論点ごとに選べる道を全部並べ、それぞれの良い点・悪い点・費用を書いています。 すでに決まったものは「決定済み」、まだ決まっていないものは「検討中」と印を付けました。 こちらの推しには 推奨 を付けていますが、判断は濱風さまのものです。
いちばん議論した論点です。7つの道があり、費用もリスクも大きく違います。
| 選択肢 | 良い点 | 悪い点・リスク | 費用 | 状態 |
|---|---|---|---|---|
| 推奨① メーカーさまから直接いただく | いちばん確実/恒久的に使える/画像だけでなく仕様も貰える/⭐ 濱風さまは既に取引がある=他社が苦労するところを飛ばせる | 1社ずつ交渉が要る/断られる商品は載せられない | 無料 | 今すぐ可 |
| ② 業界の商品情報DB JII/eBASE/サイバーリンクス |
メーカーが自分で登録している=許諾が制度に組み込まれている/240万件・業務用3万件/250項目の仕様つき/⭐ 取引のないメーカーの商品も入る | 🔴 「海外向け公開カタログに載せてよいか」が規約に書かれていない(3社とも)/JII は第25条で第三者提供を禁止/API がなく CSV | 月額 JII 初年度約20万 eBASE 月2万〜 |
要照会 |
| ③ Amazon アフィリエイト | 画像が使える/OneLink で各国の Amazon へ自動転送(14カ国) | 🔴 180日で3件売れないとアカウント閉鎖=画像が一斉に消える(公開半年後=順位が付き始める頃)/業務用のケース単位・一斗缶は Amazon にない/お客さまを送客することになる/API は2026年5月に停止済み | 無料 | 条件が厳しい |
| ④ 楽天ウェブサービス | API に画像が含まれる/規約が「画像を表示して楽天へ送客」を正面から想定 | 🔴 APIを使った部分から楽天以外へリンクできない=濱風さまの引合へ導線を出せない/🔴 不特定多数が見られる場所への保存を禁止=いまの作り(保存して静的ページを作る)と衝突 | 無料 | 不可 |
| ⑤ 自社で撮影 | 権利が完全に自社のもの/どう加工してもよい | 1カット400〜1,100円。6,000点なら240万〜660万円/現物の手配(賞味期限)が要る | 高い | 主力のみ |
| ⑥ 画像を使わない | リスクゼロ・費用ゼロ/⭐ カテゴリの図案で見て分かるようにする作りは実装済み/B2B の実例あり(Digi-Key) | カタログとしての見栄えが落ちる/バイヤーが商品を判断しにくい | 無料 | 実装済み |
| ⑦ 許諾を取らずに載せる | いちばん速い/費用ゼロ/業界では広く行われている/メーカーにとって販路が増える面はある | 🔴 これから商品を卸してもらう相手との関係が傷つく(訴訟リスクより、こちらが事業に効きます)/著作権に加え商標権にも触れうる/8月下旬の弁護士面談の意味が消える/後で剥がす作業が発生する | 無料 | 濱風さま判断 |
「メーカーにはメリットしかない」というお考えが正しいなら、聞いて断られる理由がありません。 コストはメール1通です。成功すれば恒久的に使え、仕様情報も一緒に貰えます。 失敗しても「その商品は載せない」だけで、関係は傷つきません。
「商品が少ないとカタログとして意味がない」というのはそのとおりです。ただし「トラフィックを取る」と「来た人を引合に変える」は別で、効く手段が違います。
| 選択肢 | 良い点 | 悪い点・リスク | 検索順位に効くか |
|---|---|---|---|
| ① 外部から取り込んで商品ページを量産 | 見た目の点数が一気に増える | 🔴 Google の禁止例と逐語で一致(「フィードを収集して多数のページを生成し、利用者にほとんど価値を提供しない」)/Metoree が積んだのは2024年3月の取り締まり前/権利処理が要る | ✕ 逆効果 |
| 推奨② メーカー一覧を増やす | 🔴 権利処理が要らない(会社名・所在地・創業年は事実)/画像も要らない/濱風さまにしか書けない一次情報を3行足せばコピーにならない/⭐ Metoree の正体は商品でなく「企業80,205社」 | 1社ずつ調べる手間 | ◎ ロングテール |
| 推奨③ カテゴリ解説を深く書く | 🔴 ここでしか検索順位は取れない(Metoree は1カテゴリ約3,400字)/掲載企業も「自社でSEOをしなくても上位に出る」と証言=解説が取った順位を間借りしている | 書く手間が重い/いま本文があるのは化粧品1本だけ | ◎ 主戦場 |
| ④ 扱う商品を確実に増やす | 来た人を引合に変えるのはこれ。信用にも直結 | 許諾と仕入れが要るので、増えるのは徐々に | △ 転換に効く |
Metoree は「商品ページを増やして順位を取った」のではありません。 実測すると、商品の一覧ページは検索から意図的に外しています(2ページ目以降を三重に潰している)。 順位を取っているのは解説文で、商品は「来た人に見せるもの」でした。
| 選択肢 | 良い点 | 悪い点 | 判定 |
|---|---|---|---|
| 決定濱風さまが売主 | 商社の本業どおり/他人のお金を預からずに済む(資金決済法の検討が不要)/揉めたときの調停役にならずに済む | 返品・不具合・納期遅延の責任は濱風さま | ✅ これ |
| 場を貸す(Alibaba 型) | 在庫リスクなし/手数料収入 | 🔴 代金を預かる=規制の検討が要る/紛争処理の人手が要る(4名には重い)/事業モデルが商社から変わる | ✕ |
| 在庫を持って売る | 利益率が高い | 🔴 失敗例が並ぶ(Ula は141億円調達しても清算/Wasoko は評価額半減/Kavak は75%減) | ✕ |
| 選択肢 | 良い点 | 悪い点 | 判定 |
|---|---|---|---|
| v1(最初の公開)から作る | Alibaba に近い体験になる | 🔴 規約・返品対応・与信・通貨・税・配送条件が同時に来る(4名には重い)/何が売れるか分かる前に作るのは順序が逆 | ✕ |
| 決定v2 以降。ただし今のうちに「足せる形」を確保 | 売れると分かったものだけ購入可能にできる/静的生成のままで載る(技術判断は壊れない) | いま買えないので、その分は引合で受ける | ✅ これ |
① 🔴 価格を「通貨・条件(工場出し/FOB/CIF)・有効期限・数量帯」つきで持つ——単なる数字1つで持つと、後から「この5,000円は何の値段か」を分解できません/ ② 引合の種類に4つ目(注文)を足せる形/③ 本人確認に4段目(会社名・請求先・配送先)を足せる形
詳しくは資料「需要データの取得マップ」に図で載せています。ここは要点だけ。
| 方式 | 取れるもの | 取れないもの | 費用 |
|---|---|---|---|
| 推奨GA4 を入れる | 流入元/外部リンクのクリック/ファイルDL(いま取れていない)/サイト内検索も設定だけで乗る | 🔴 誰が見ているか/商品ごとの秒数/スクロールは90%到達の1点だけ | 無料 |
| 推奨自前の記録を残す ただし範囲は絞る | 🔴 0件だった検索(=次に仕入れる候補)/商品ごとの表示秒数/引合の中身 | 流入元・外部クリック | 無料 |
| IPから企業を推定するサービス | 会社名の推定 | 中小企業や自社サイトの無い企業は特定できない(佐瀬さまのご教示) | 月3万円程度 |
「探されたのに無かったもの」は、掲載の許諾や法的な判断に関係なく記録できます。 画像や許諾の話が決まるのを待っている間も、何が求められているかは分かる状態にできます。
| 方法 | 分かること | 限界 | 状態 |
|---|---|---|---|
| 匿名のまま | 国・見たページ・滞在時間 | 誰かは分からない | ✅ |
| メール入力(価格を見るため) | ⭐ ここから先の行動がその人に紐づく(検索した言葉も、見た商品も) | 会社名までは分からない | ✅ |
| 引合フォーム | 会社名・担当者・商品・数量。いちばん確実 | 引合を出してくれた人だけ | ✅ |
| 推奨🔴 企業別リンク 送るリンクを会社ごとに変える | ⭐ 押した瞬間から会社が分かる(メールを入れる前から) | こちらから送った相手だけ | 未実装 |
事業側のレビューで「唯一、初日から効く経路」と指摘されているものです。 検索で見つかるまでには6〜12ヶ月かかりますが、こちらから送るぶんには、送った翌日から反応が測れます。 そして GA4 では、この表のどこも埋められません(個人を特定する情報を保存しない設計のため)。
| 方式 | 良い点 | 悪い点 | 実例 |
|---|---|---|---|
| 推奨言語ごとに住所(URL)を分ける | 各言語が検索に載る/後から言語を足せる | 作りが少し複雑 | ZenMarket |
| 同じ住所で中身だけ切り替える | 作りが簡単 | 🔴 検索エンジンから1言語しか見えない | umamill さま |
| 言語ごとに別のサブドメイン | — | 🔴 日本語版と海外版が検索上つながらない(実測で確認) | Metoree |
v1 は英語のみで公開します。増やすときに作り直しにならない形にしておきます。 なお翻訳そのものは Google に禁止されていません(「翻訳された版は重複として扱わない」と明記)。
営業管理シートの見直しに関わる論点です。カタログとは別の話なので、簡潔に。
| 選択肢 | 良い点 | 悪い点 | 費用 |
|---|---|---|---|
| 推奨スプレッドシートのまま、構造だけ直す 経理/営業/タスクをファイルで分ける | 使い慣れた道具を捨てない/どの道具へ行くにせよ必要な作業なので無駄にならない/⭐ いまは6割が経理のファイルにタスク管理が1.4%だけ埋まっている——これはファイルを分けないと解けない | 履歴が弱い/リレーションが持てない/⚠ ファイル間を数式で繋ぐと最悪(遅い・静かに壊れる) | 無料 |
| AppSheet を被せる まずタスク1表だけ2週間 | ⭐ 既存のシートを残したままフォーム・必須項目・状態の管理・通知を足せる/移行せずに効果を試せる | 内蔵DBは2,500行まで(カタログには不適)/契約プランの確認が要る | 要確認 |
| Airtable へ移行 | 履歴・リレーション・権限・自動化 | 🔴 「入力しなくても代表2人が回してしまう」構造は道具を変えても直らない/移行そのものが1〜3か月を溶かす | 4名で約1.2万円/月 |
| 経理を別の台帳に移す | — | 🔴 正本が2つになる。会計ソフトと数字が合わなくなったとき、どちらが正しいか誰も言えなくなる | — |
経理は会計ソフトが正本です。API が追加料金なしで使えることは確認済みなので、別の台帳を作らず、会計ソフトから読むのが筋です。
| 順 | 決めること | これが決まると | 誰 |
|---|---|---|---|
| 1 | 🔴 商品画像をどの道で行くか(論点1) | カタログの見た目と、進め方が決まる。8月下旬の弁護士面談の結果とセット | 加藤さま |
| 2 | 商品マスタにどこまで入力できるか | 仕様表の厚みが決まる(8/14 からの持ち帰り分) | 加藤さま |
| 3 | GA4 を会社名義で作成 | データ取得を始められる | 加藤さま |
| 4 | 最初に狙う地域 | 同意画面の要否が決まる(EU 圏なら必要) | 加藤さま・佐瀬さま |
| 5 | 営業管理シートの見直し方(論点8) | 社内の管理が回り始める | 加藤さま・佐瀬さま |
澤田 / 2026年8月18日。良い点・悪い点は、すべて実際に調べた内容にもとづいています。 規約は原文にあたり、他社サイトは実際に開いて確認しました。調べきれなかったことは「要照会」と書いています。 推奨はこちらの見解で、判断は濱風さまのものです。ご意見をいただければ、理由ごと見直します。